大岡山の空

完璧な計算で造られた楽園で、ひとつだけ、うそじゃない、 今日から始めるモテ体質強化ブログ、大岡山の空。

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どーせ、ベートーベンとモーツァルトくらいしか聴かないんでしょ?



 たしか先週だったか、めざましテレビでの「いま、クラシックが熱い!」みたいな特集で、軽部アナがひたすらにベートーベンの交響曲についての蘊蓄を語るという、まるで出来損ないのR25の記事のような企画をやっていたけれども、なんだかなー。

 NHKの深夜の減衰放送(ウィーンの街の映像バックに楽曲がかかり、字幕で解説が出る)の方がよっぽどマシな感じで。

 どうせ「ブーム」なら、あまり一般的には馴染みの無いトコロを突くのがベターでは?



 と、いうわけで、最近購入して個人的にグッドなフィールな音楽をご紹介。



"伊福部 昭: シンフォニア・タプカーラ(1954、1979改訂) / ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ / SF交響ファンタジー第1番 (日本作曲家選輯)

 伊福部昭氏は「ゴジラのテーマ」でもよく知られた方ですが、日本を代表する”クラシック”な作曲家の方です。(所謂”クラシック”の定義ってよくわからないけれども)
 ストラビンスキーのような土俗的な変拍子(実際、影響を受けているらしいが)、「野武士」とでも呼べるような力強さと日本の土着的な”土の匂い”のする、神楽を思わせる雅な音楽は、クラシックブームだからこそ聴きたい。と思うのですが、なぜ見向きもされないのでしょうか、、、

 ちなみに、少し前に流れていた日立グループのコーポレートブランドCM「つくろう。」シリーズの中で、黒澤監督の映像のバックに使われていた音楽も(確か)伊福部さんの作品です。

 このアルバムだと、ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータが特に好き。
 墨絵風のかなり"アート"な感じのダイナミックなジャパニメーションのタッチで、牛若丸と弁慶が大軍勢を率いて戦っているようなイメージ、が個人的にしますです。

 「地球防衛軍のマーチ」とかも好きだけど(始めて聴いた小学生の時に、ゾゾゾッと鳥肌が立って『な、なんだこれ!うわ、すげえ!うわ~!』と思った記憶が)、iTunesStoreに登場しないかなあ、、、

 なお、氏は本年2月に亡くなられました。偉大な作品の数々を拝聴しながらご冥福をお祈りいたします。

 上記リンク先に引用されている言葉を反芻しながら。
昭和21年の秋、東京音楽学校(現東京芸大)に管弦楽法の教官として赴任してこられた際の、最初の授業も忘れることが出来ない。終戦直後の食うや食わずの時代というのに、ダンディな蝶ネクタイ姿で現れた先生は、開口一番「定評のあるものしか認めぬ人を私は軽蔑する」というジイドの言葉を引用され、「芸術家たるものは、道ばたの石の地蔵さんの頭にカラスが糞をたれた、その跡を美しいと思うような新鮮な感覚と心を持たなければならない」とか、「ブラームスは第1交響曲を24年かけて書いた。バラキエフは32年かけた。真の創作とはこのように息の長いものだ」というような、まことに刺激的な発言をされた。
(『伊福部昭の芸術1初期管弦楽』キングレコードKICC175 解説書「伊福部先生のこと 黛敏郎」より)


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