大岡山の空

完璧な計算で造られた楽園で、ひとつだけ、うそじゃない、 今日から始めるモテ体質強化ブログ、大岡山の空。

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クレムリンを覆う暗雲・・・
数個の共和国が、旧ソ連経済圏からの離脱を表明したのだ。
この動きの先頭に立つのはウクライナ。
彼の妨害に逆らい、プーチン・ロシアは限りある資源で、旧ソ連圏の平和と秩序を保たねばならなかった―

 と、スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃の出だし風にお届けしますが、いままさにそんな動きが進行中。

 直接的なコトの始まりは昨年25、ロシアの天然ガス独占企業のガスプロムが、ウクライナとのガス価格の値上げ交渉がまとまらなかった場合、1月1日からガスの供給を停止すると警告した。(asahi.com-1
 そもそも、この価格値上げ(現行価格から実に4倍もの値上げ)が、親米政権を樹立(オレンジ革命)し米国・EUシフトを続けるウクライナへの懲罰行為だとの見方があり、この警告に対して米独が批判を表明した。

 で、結局交渉はまとまらないまま1月1日となり、ロシアはウクライナ経由でEUへの供給も行っているパイプラインへの送出量から、ウクライナ分の量を減らして供給。(asahi.com-2)このため、このパイプラインからの供給を受けている他の欧州諸国へも影響が広がり、欧米諸国からの反発がさらに強いモノとなったために、結局元の価格から2倍弱の値上げで合意に達した。(asahi.com-3, asahi.com-4
 まず、今回の事件の直接的な原因は、やはりロシアの旧ソ連圏への影響力の低下、そして旧ソ連各国の欧米シフトに対するロシアの対抗策ということ。Wikipediaの図を見て頂くとわかる通り、EUは近年の拡大で旧東欧地域を飲み込みつつあり、旧ソ連諸国と国境を接する形となっている。
 国際社会での立場の更なる低下を避けたいロシアとしては、これ以上シンパが減るような事態は避けようと言うことで、「まだ首根っこはつかんでいるぞ」というメッセージを送りたかったと考えられる。
 ただし、今まではある種の「特別割引」の状態で供給されていたので、欧米シフトを行うウクライナにとっては致し方ない部分はあるかもしれない。ただ、その上げ幅が尋常ではなかった(ウクライナの弱い経済ではキツイ)ので、交渉が決裂したわけで。


 で、私が興味深く感じたのは、エネルギー資源が外交戦略上のより重要なカードになってきたと言うこと。もちろん、今までも先の大戦前夜の米国による日本への石油輸出規制などもあったが、世界的なエネルギー需要の逼迫を背景として、こういった事例は今後さらに多くなるだろう。というか、なるに違いない。
 中国の対東南・中央アジア戦略や、米国の中東戦略を例に出すまでもなく、エネルギー資源を巡る各国の政治的な攻防は、ますますヒートアップしてるだろう。

 日本も2030年までに石油資源の割合を低下させるという目標を立て、今年6月をめどに「エネルギー基本計画」の改訂作業を行っている。エネルギー安全保障面でのしっかりとした戦略をもって、エネルギー資源が調達できなくて経済が大打撃なんてオイルショックみたいなコトを起こさないで欲しいモノである。
 いや、起こさないという、参加する意識も必要なのかも。
 毎日新聞でも「資源は武器 あらわに」という記事の中で、そういった事柄について言及されている。

 やはり、長期的目標として代替エネルギー源からのエネルギーを水素やメタノールなどの形で貯蔵・使用する技術を早期に確立するとともに、中期的な視点では調達国が政治的に安定で日本とも関係が良好な国(例えばオーストラリアなど)の多い原子力を推進していくほか無いだろう。京都議定書などとの兼合いもあるし。先日も、プルサーマルの計画が発表された

 また、エネルギー資源を巡る各国・各勢力の緊張、武力を伴う小規模な衝突が、様々な場所で起こるだろう。現在でも、たとえば東シナ海の日中中間線上のガス田問題、中央アフリカでの油田を巡る諸勢力の武力衝突、などが起こっている。


 代替エネルギー源、長期的には核融合技術という名の”ジェダイ”が現れるまでは、我らの星には平和と秩序がもたらされないのだろうか、、、
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