大岡山の空

完璧な計算で造られた楽園で、ひとつだけ、うそじゃない、 今日から始めるモテ体質強化ブログ、大岡山の空。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 NHKの放送記念日特集 第一夜「テレビとネット アメリカ最前線リポート」を観た。
 全体的な流れは、前半はvideo Podcastを始めとするネット経由の情報配信サービスを「すごいねー」みたいな感じで伝える。が、後半はネット情報の問題点(カトリーナの時にデマが流れた事)を取り上げ”放送”と”通信”の違い(要は、ネットって信用できないね。公共性が無いね。選挙にも使われるね。)という「みなさまのNHKマンセー!」な論調。

 というか、米国でのネットの融合の例としてPodcastを取り上げておきながら、こんなオカシナサービス展開をしていたり、、、なんだかなぁ

 まあ、内容は全体的にやはりと言うかなんというか、、、アレな感じ満載。NHKのドキュメンタリーは民放とは比較にならないくらいすばらしいものが多いけれど、自身が関わるようなネタになるとロクなものを作らない。


 特に、後半の”情報の信頼性”では、カトリーナのときに避難所でのデマが全米に爆発的に広がったとか、大統領選のときにブロガーが動員されたとか、既存のマスメディアから見て”イヤな事こと”を批判しまくり。
 最後に申し訳程度に「情報の受け手が見る目を持てば、という意見も」なんてことを白々しく付けていたけれど、その前に延々と”ダメ”な点を列挙。
 ブログなどの可能性について語るのもアメリカの学者で、”日本の放送”からの外部化を図ろうとしている。カトリーナの事例は、いかにも関東大震災の朝鮮人騒動を想起させるような体なのに、、、


 情報の発信に責任を持つってのは、メディアに取って必ずしも重要な事なのだろうか?
 視聴者から受信料や広告料(購入価格の一部が広告料になるわけで)といった形で金銭を得、それを”公共の電波”(周波数帯は有限だ)にのせるのだから、それはマスメディアの「自覚」とかではなく「当然の義務」なわけで。
 が、しかし、ネット経由の小さなメディアや(私も含めた)ブロガーなりは、自ら回線使用料を何らかの形で払っているわけで、なにかモノ申すために”責任”をとらなければならないのか?

 というか、そこまで「公共性を求められる放送」は、自分たちに都合の悪い情報を”公共性”という観点から放送しているの?
 例えば、地デジへの移行に伴う電波帯の移動に、携帯電話会社から(つまり間接的に利用者から)金を払わせているという事実を、どこか放送したんだろうか?
 例えば、新聞などの再販制度について、キチンと取り上げた番組ってあっただろうか?民放在京局はすべて新聞社とのクロスオーナーシップをとっているわけだが。


 そもそも、個人や小規模グループの発信する情報とマスメディアの発信する情報の”質”を比較する事に、既存マスメディアの優位性の喧伝以外の目的があったのだろうか?
 個人や小規模グループのブログなりwebサイトの大部分は、それ自体でメシを食って行けるものじゃない。語弊もあるが、ほとんどが趣味、良くて副業や本業の宣伝だ。
 そういった情報の”質”を、裏取りしていないとか、思想的に偏りがある、といった観点から比較する事自体がオカシイ。
 ブタがどんなにがんばっても、木に登れないし空も飛べない。ブタを猿や鳥と比べて、いったい何の意味がある?私にはわからない。

 そういった小規模なサイトの情報の信憑性は、情報を受取る個々人が判断すれば良いのではないか?もちろん、マスメディアの情報も吟味する必要がある。
 もし誤った情報を信じた者がいても、それは”判断”の時点での問題であって、メディア側の問題に転嫁するのは些か乱暴ではなかろうか?
 選挙の時にブログの情報に惑わされた人間がいたといても、それはその個人のリテラシの問題である。「バカを騙したもん勝ち」なんてのは、新聞の社説のオハコではないか!
 「○○がイイ」「○○はオススメ」なーんてのは、朝から晩までテレビでやってるじゃないか。しっかり金をもらって(w
 批判する分、個人発の情報の方がまだましだ。というか、こういった点で、私は2ちゃんねるに入り浸り、そこから情報を得たり、そこで発信したりする事が多い。もちろんガセネタもあるが、書込み者同士が相互に監視し批判するという点(
GateKeeper事件を例に出すまでもなく)で、マスメディアよりよっぽど健全だ。騙されても当然自己責任だ。
 もちろん、先のライブドア事件の時に問題となった会社の会計情報などは、キチンと責任を持たなければならない。まあ、そのへん履き違えるようなバカはいないだろうが。


 NHKの番組は”公共放送”の名の下に”去勢”されてるし、民放の”辛口”と言われるテレビ番組でさえ実名報道なんておよそ望めない。そういう番組に限ってサラ金やパチンコ屋のCMがついてるし(w
 結局、既存メディアでは裁判覚悟の週刊誌しか”ヤバイ”ネタを扱わない。チョットでもヤバければ扱わない。週刊誌で騒動が起きた次の日に”第三者”として報道する。そんなジャーナリズム。

 ”公共性”を持った誇り高きマスメディアは、こういったニュースをいったいどのように取り上げたのか?


 なお、本特集の最終日第3夜は討論会らしい。司会に落語家、パネリストに作家と漫画家が入るらしい。華やかだね。のんきだね。視聴率取れると良いね。
スポンサーサイト
テーマ:TV番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
http://okysky.blog41.fc2.com/tb.php/168-b50a43e1
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。